赤ちゃんとのコミュニケーションの一つにベビーマッサージがあります。
最近では保健所や小児科、他にもいろいろなところでベビーマッサージの講習やイベントが行われていますよね。 ベビーマッサージをしてみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし赤ちゃんへどんなオイルを選んであげたらいいのか、安全なオイルはどれなのか迷う事も多くありませんか? そこで赤ちゃんに使うオイルの選び方についてご紹介します。
オイルはなぜ使わないといけないの?オイルを使う効果とは?
そもそもベビーマッサージをするのになぜオイルが必要なのでしょうか。 マッサージの際にオイルを使うと滑りが良くなります。 滑りが良くなることにより、赤ちゃんの肌が受ける刺激を柔らかくする事ができるのです。
栄養価の高いオイルを選ぼう
またオイルは栄養価の高いものを選んであげると、赤ちゃんの肌の乾燥を予防してあげられたり、健康的な肌を作る手助けになったりもします。 ベビーマッサージに使用される植物オイルには、ビタミンや脂肪酸などが含まれている物が多いので塗ってあげるだけでも保湿効果などのメリットがあります。
オイルを使わなくてもいいの?
しかしベビーマッサージにオイルは絶対に必要というわけではありません。
手のひらで赤ちゃんの肌に触れてあげるだけでも安心感を与えてあげられます。 服の上から触れるだけでも十分な親子のスキンシップになります。
植物のアレルギーがある赤ちゃんにはオイルは使わずベビーマッサージでも十分スキンシップをはかれます。
オイルがなくてもマッサージはできますが、使用するとメリットもたくさんあるので赤ちゃんに合うオイルがあれば使ってみてください。
オイルを選ぶポイント
ベビーマッサージに使うオイルは基本、植物オイルです。 間違っても料理に使う食用のオイルは使用しないでくださいね。 植物オイルはビタミンや脂肪酸、ミネラルが多く含まれているので肌への浸透がよくスキンケア効果が期待されます。 そんな植物オイルはを選ぶポイントは3つあります。
POINT1. 添加物や薬品の有無
まず1つ目は添加物や薬品の有無です。 赤ちゃんの肌はまだバリア機能が弱く敏感です。 なので添加物や薬品がなるべく入っていないものを選ぶといいですよ。 オーガニックの天然植物油となっているものを選ぶのもおすすめ。
POINT2. 香料が入っているかどうか
2つ目は、香料が入っていないかです。 香料が強いものは赤ちゃんにとっては苦痛ですし、香料自体も化学物質からできているものも多いです。 ベビーマッサージでよく耳にする日本インファントマッサージ協会では、香りが少ないからと太白ごま油を推奨しているほどです。
*香りが欲しい場合*
香りが少しは欲しいということであれば、ラベンダーやカモミールなどのアロマを少量混ぜてあげるのもリラックス効果があっておすすめです。
POINT3. 色が付いていない
3つ目は色が付いていないものです。 色があるオイルは赤ちゃんの肌に色がうつってしまう事があります。 オイルは無色のものを選ぶ方が無難です。
オイルを使う時の注意点
せっかくいいオイルを選んでも使い方が間違っていてはいけません。 オイルを使う時の注意点は3つあります。
必ずパッチテストをする
まず使用する前には必ずパッチテストをしてあげてください。
*確認方法*
- ガーゼにオイルを染み込ませる
- 1を太ももや二の腕の内側などに貼る
- 30分から2時間くらい待つ
痒がっていないか、赤みが出ていないかみてあげましょう。 赤みや痒みが出たらすぐに洗い流してあげてください。 心配な方は2日間パッチテストを行なってみてください。
使用期限を守る
使用期限は必ず守ってください。 使用期限が切れているオイルは酸化しています。 どんなに栄養価の高いオイルでも酸化しているものは避けるのがベター。
保存場所に気をつける
保存する際は高温多湿な場所や直射日光は避けましょう。
オイルは敏感肌な赤ちゃんの肌に使うものです。 パッチテストを行なったり、使用期限や保存方法をしっかり守って安全に使ってあげてください。 ベビーマッサージで赤ちゃんとたくさんコミュニケーションをとってくださいね。
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